2017年8月5日土曜日
会社が倒産しやすいのはお盆とお正月です(みんな休んで連絡付かないから)
夏休み? ですか?
学生さんなら大抵この時期は「夏休み」という日程なのでしょう。しかし大人はそうでもありません。大きい会社になると会社から強制的に「ここからここまで休め」となるようですが、ウチは吹けば飛ぶような会社なので、「各々ご勝手に」という感じです。それと、これは私個人の感覚なんですが、誰かから、例えば会社からでも「休み」を「与えられる」のは好きではありません。
会社なんて物はその気になれば寝ないで365日働いても「仕事」と名の付くものは存在します。私自身は出来ればそれを自分のペースでこなしたいわけです。凄く仕事が乗っている、期日があるなどの時に「休みなので休め」となるのは働く人間の意思や意識を無駄にしていると思います。なので私は常に「休む」という意識でいます。
とは言え、人間休日に休んでいるかと言えばそうではありません。家庭があればそれなりに用事があるでしょうし、遊びに行くにしても決して休んでいる訳ではありません。私は仕事の事を「特別な労働」とは思っていないので、尚更かも知れません。仕事も遊びも同じ起きている間にする活動、としか捉えていませんし、その境目も全くないと言って良いと思います。
「仕事と生活のオンオフ」、「ライフワークバランス」等々。私の大嫌いな言葉です。「仕事がオンで生活がオフなら、お前それって生活に失礼じゃないか?」とか、「人生の結構な時間を過ごす仕事は生活じゃないのか?」とか。そんなに仕事したくないならしなけりゃいいのに、って素で思います。気合い入れて仕事して金貯まれば、時給自足の出来る土地買ってそこで暮らせよと。その代わり自分で動かないと飯食えないけど。ガチで生活=労働になるけど。
思えば「夏休み」そのものが余り好きではなかったかも知れません。裕福な家庭であれば「バカンス」なんかもあったのでしょうが、ガキの頃は朝起きてラジオ体操行ってしまえば何もすることの無かった家庭でしたので、ヒマでヒマで。とりあえず近所を散策して手当たり次第公園に行って、誰も居なかったときの悲壮感といったら目も当てられません。
そんな記憶とひねくれた性格のせいで、「誰かに何かを与えられる」というのが嫌いなのかも知れません。っていうか、「休んで良いよ」という人や会社の何を信じてお気軽に休めるのだろうと。休み明けに取引先から「なんで連絡くれないの?」となって、「会社が休みで」という理由が通用するなら問題無いですが。殆どの場合、「そんなのそっちの都合」で終わりですし。
休み、或いは自分で休むと決めた期間、日、の特権は、「普段出来ないことを徹底的にやる」という事です。1日中寝る、でもいいでしょうし、受験生なら寝ても醒めても勉強、でも良いでしょう。要は休んだときにやりたいことがあるかどうか? だと思います。私もそうでしたが、「夏休みは有意義に」という学校からのメッセージをしっかりと守れた人は少数なのではと。まあ、大人になって後悔するんですけどね。
しかし大人になってそれをやると、人生終わる時に後悔しますので、自分で休みを決めて、やりたいことを実践する。こうしていくのが良いと思います。